ちょっと寒いけれどあまりに天気の良い日が続くので、ウィーンから鉄道で北に1時間ほど、チェコ国境近くのRetz、正確にはUnterretzbachに行ってきた。
RetzはNiederösterreich州のWaldviertel(森林地域)と呼ばれる地域とWeinviertel(ワイン地域)と呼ばれる地域のちょうど境目あたりにある小さな町だ。この町から毎週木曜日、ウィーンのMargaretenplatzにテントを張ってワインやハム、ピックルスなどを売りに来ているレッツのワイン製造家Pollakを訪ねた。
あいにくご主人は留守だったが、奥さんが応対してくださった。家のすぐ裏は15ヘクタールのワイン畑。比較的小さなヴィンツァーだがかなり色々な種類を作っている。
いろいろワインを試飲させてもらった後「主人がいないからご案内できないけど、ケラーの鍵を貸してあげるからかってに見てきて」と奥さんが鍵を貸してくれた。
ケラーを覗いて、帰りに交差点まで戻ると「チェコ共和国600m」と書いてあった。ケラーは合計何百キロもあって、中にはチェコ側まで伸びているものもあるとか。
2006年のBlauburgerは傑作だったが私が30本以上買ってしまったので、もう残りがない。今回は2008年のZweigeltを何本か届けて貰うことに。セミバリックなので、コクのあるワインだ。
ウィーンに来る方はお楽しみに。
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