2011年10月18日火曜日

クルージングナビゲーションに吹き出す

飛行機の中では、特にヨーロッパ方面に向かう時はほとんど映画なんか見ない。
あの小さいスクリーンで見ても面白くないし、目が痛くなるし。

その代わりよく見るのがクルージングナビゲーション。シベリアの景色は
1時間くらい変わらないところばかりなので、しばらくウトウトした後に
「ああ、スタノボイ山塊こえたか」とか「もうすぐオビ川の河口か」とか
「やっとウラル山脈を越えた」とか「今日は南よりの進路でバルト海の上は飛ばない」
とかそんなことがわかる。

しかし、あのプログラム、どこで作っているんだろう?特に日本語の表示は
ばかでかい明朝系のフォントで、日本語としても間違いだらけの上、地名は
でたらめも良いところ。グーグルマップとは大違いだ。

例えばイェーテボリは「ゴテボルグ」マルメは「マルモ」ニッシェルピンは「ニコビン」
(スカンジナビアの地名が特にひどい)ライプチッヒは「レイプチヒ」コシツェは「コシス」
グラーツは「グラッツ」テルチは「テルク」など、到底ヨーロッパ人が日本語で書いたのでもない。
ボーイングの子会社 にでもいる、ちょっと日本語のできる韓国人か中国人、と言うのが私の
想像だが、高額なプログラムだろうに、何であんなにいい加減なことを するのか理解できない。
「バウ」に載っている香港で買った漢方薬の日本語の説明文の様だ。

このへんてこ日本語で表示するプログラムに航空会社はいくら払ったのか知らないが、
日本人なら大学生のアルバイトでももう少しましなプログラムを書くだろう。
こういう無駄を徹底的になくさないと、航空会社に未来はない。

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