2015年1月12日月曜日

日本人がレストランで奥の席に座らされるわけ

僕らがパリのカフェで奥の席に通される理由を読んで)

日本人は飲食店でも商店でも入るときに店員にあいさつしない人が多いです。ウィーンの店で”Grüß Gott!" パリの店で”Bon jour!"と言うのは店員より下手に出ているわけではなくて「さあ、客なんだから席に案内してよ!」くらいの意味があるのだけど、まったくあいさつしないのはただの感じ悪い客です。商店でもスーパーじゃなくて通常の店舗で何も声をかけずに店内に入ってくるのは怪しい人ですし、店員が声をかけているのに無視している人すらいます。注文の時でも(あるいは飛行機のCAなどにも)”Coffee"だけ言って”Please”とか"s.v.p."のない人が多すぎます。

以前、ウィーンの有名レストランで予約をして行ったのに奥の席にぽつんと座らされたという投稿を見たことがありますが日本人、特に中年以上の人はスープやパスタをズルズルすすって食べるので、周囲の客が眉をひそめることも多いのです。別に人種差別してるわけではなくて、そういう理由で自分たちが末席に通されるんだということに、そろそろ日本人は気がつくべきです。

ちなみにオーストリアにも移民や有色人種は沢山いますが、清掃員などはオーストリア人であることが多いです(大都市のタクシーの運転手は外国人が多い)。レストランでの扱いが人種差別に起因していると考えるのは少し早いと思います。

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